[レポート] Amazon EC2からAmazon Aurora PostgreSQLへの移行 #reinvent #DAT350

[レポート] Amazon EC2からAmazon Aurora PostgreSQLへの移行 #reinvent #DAT350

Clock Icon2019.12.03

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はじめに

こんにちは。大阪オフィスの林です。

2019年12月02日〜2019年12月07日で、アメリカのラスベガスにてAWS re:Invent 2019が開催されています!この記事は「Migrating open-source databases from Amazon EC2 to Amazon Aurora PostgreSQL」セッションに参加したレポートです。

セッション概要

Amazon Elastic Compute Cloud(Amazon EC2)でオープンソースデータベースを実行するのは便利ですが、より簡単で、スケーラブルで、費用対効果が高いのでしょうか?きっとできる。このセッションでは、 PostgreSQL データベースをAmazon EC2からAmazon Aurora に効果的かつ効率的に移行し、可用性を高め、コストを削減する方法を学びます。

 

セッション形式

時間 1h
セッションタイプ Chalk Talk
スピーカー

 

 

ちなみに、チョークタイプのセッションはSessionタイプに比べかなり少人数で行われます。スピーカーとの距離も近く、直接質疑もできたりするので英語に慣れている方(慣れてない方も気合で!)にはすごくお勧めです! 雰囲気はこんな感じです。私が参加したチョークタイプのセッションは30人~40人の部屋でした。

セッション内容

Amazon Aurora

AWSは過去の経験から、高可用性を備えたリレーショナルデータベースの管理と運用は困難であるという答えに行きつきました。そこで生まれたのが、「Amazon Aurora」です。※Auroraの概要や説明は割愛します。

ここ最近のAmazon Auroraのアップデート

 ここ最近のAuroraのアップデートのスライドがありましたので改めてになりますが翻訳しておきたいと思います。
  • 高速データベースクローン作成
  • データベースアクティビティストリーム
  • クエリプラン管理
  • クロスアカウントクローン作成
  • サーバレス
  • CloudWatchLogs対応
  • お客様エンドポイント対応
  • パフォーマンスInsight

Amazon Auroraへの移行推奨

上記のスライドを説明します。

移行元のデータベース データベースの所在 移行の推奨
PostgreSQL AWS RDS マネージメントコンソールでの自動レプリカ作成
PostgreSQL onEC2,オンプレ環境 「pg_dump」と「pg_restore」、ロジカルレプリケーション、AWS DMS
PostgreSQL以外 onEC2,オンプレ環境 AWS SCTとAWS DMS

移行元のデータベースエンジンとそのデータベースの所在によって推奨される移行方法が異なります。

移行のベストプラクティス

最後に移行のベストプラクティスの紹介がありました。当たり前と感じる部分ももちろんあるのですが、こういったところを抑えておくのが大切です!

  • 移行のワークロードを事前にテストしておきます。
  • ロールバック手順を事前にテストしておきます。
  • PostgreSQLバージョンのアップグレードします。(これはケースバイケースかと思います)
  • クラスターとデータベースのパラメータを確認します。
    • 特にメモリー関連のパラメータを確認します。

まとめ

移行のベストプラクティスや推奨の移行方法を確認しておくのはエンジニアとして必須でやるべきことと言っていいと思います。その中でシステムの制約や特性に応じて移行方法をカスタマイズしていくことが大切なのですが、まずは基礎です。基礎をしっかりと把握したうえでデータベースの移行を検討しましょう!この記事が何かしらの参考になれば幸いです。

以上、大阪オフィスの林がお送りしました!

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